オーガニックコットンについて

オーガニックコットンとは、3年以上農薬や、化学薬品を使用していない土地で有機栽培された綿のことです。
オーガニックコットンの栽培にはたいへん手間がかかります。手で雑草を摘み、農薬の代わりにてんとう虫などを放って害虫を駆除します。農薬や化学肥料を使用していないので、私たちの体と環境にとても優しい素材です。
綿繊維の中心には、空洞があります。農薬などの使用によって普通の綿は空洞がしぼんでしまっていますが、オーガニックコットンには空洞が残っています。その空洞のおかげで、空気をたくさん含み、夏は涼しく、冬は暖かいふんわりとした肌触りのオーガニックコットンができるのです。 このように、手間ひまをかけ自然に育ったオーガニックコットンは、使い込むほど柔らかく、優しい手触りになります。
そんなオーガニックコットンで作られたお洋服。体にやさしいだけでなく、肌ざわりや、着心地のよさも優秀なので、ぜひ一度、お試しください。

●noflは、JOCA（日本オーガニックコットン協会）に加盟しています。

オーガニックコットン製品の注意事項

オーガニックコットンの特徴

生地にポツポツとした細かい粒がありますが、これは糸にする段階で取り除ききれなかった綿花の葉や茎の残りですので、害はありません。洗濯の度に少しずつ取れていきます。

オーガニックコットンの吸水性について

収穫されてばかりのコットン繊維は、油分やろう分に包まれており、そのままでは水を吸いません。一般のコットン製品は、製造工程でこの油分やろう分を除去します。吸水性は良くなりますが、繊維がかさかさになり、コットン本来の柔らかさも失われてしまいます。オーガニックコットンは、油分やろう分を適度に残し、コットン本来の柔らかい肌ざわりを大切にしています。使いはじめに吸水性が足りないと感じることがありますが、洗濯することによって少しずつ吸水性がよくなります。

洗濯について

防縮加工をしておりませんので、洗濯後、多少の縮みや歪みがあります。洗剤には、オーガニックコットンの柔らかい風合いを維持するために、増白剤の入っていないものをおすすめします。